北海道観光・インバウンド対応はいかに!?釧路湿原、釧網線茅沼駅にて

nobukaの日記

北海道観光の外国人旅行者の受け入れ、というより日本のインバウンド対応にてふと思う。

先日、釧網線の茅沼駅でタンチョウの写真を撮っていた時のこと。列車が到着すると外国人旅行者の男性2人組が下車してきた。彼らはしばらく駅周囲をうろうろしていたかと思うと、狼狽した様子でこちらへやってきて、私にこれを見てほしいとスマホ画面を差し出してきた。
画面はカヌー体験の予約表。集合場所は一つ手前の塘路駅だったようで、どうやら下車駅を間違えて行き過ぎてしまった模様。折り返しの列車は3時間待ち。隣駅まで歩いても2,3時間かかりそうな距離。カヌー会社に電話しても不在アナウンスで誰も出ず。

いやはや困ったものだ、私に言われても…と思いつつ、この人たちは言葉も通じない異国の地で、鶴しかいないような小さな無人駅で降りてしまい、もっと困っているはず。あまりに不憫に思い、仕事を一時中断して2人を車で塘路駅まで送ることにした。
車の中でカタコト英語で対応する私。彼らが香港人というのはわかったけど、残念ながら踏み込んだ会話までは至らず…。そうこうしているうちに10分少々で塘路駅へ到着。ガイド会社の人は引き上げてしまったのか見当たらなかったが、駅のショップの方へ事情を話し連絡を取り持ってもらい後を託した。

去り際に「thank you!thank you!」と何度も言われたが、とっさに「なんもなんも、see you」としか返答できなかった残念すぎる私。今さらだけど、英会話もっとできるようにならないとな…。でも、横着な私はポータブル翻訳機やアプリのさらなる進化を早急に望む。
それと、ローカル列車の車内案内の多言語化も早急に。釧網線や富良野線とかのローカル列車、朝晩以外いつ乗っても日本人より外国人のほうが多い印象。特急や空港行列車だけではなく、ローカル列車も今は4か国語対応必要だと思う。先日も北浜駅で日本語の案内がわからず列車に乗り遅れた外国人いたし…。

今はもはや、都会でも田舎でも、どこへ行っても外国人がいる世の中。というより、来てくれないと日本の経済が危うい世の中。身近な場面の言語対応は必須。

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